2004/09/09

デートスポットをめぐる冒険2

 ムダに心地よい風を受けながら(暴風を心地よいと感じるのは僕がコドモだからだろうか.それともオトコだからだろうか),“道”を進んでいくと,人々が“半笑い”な原因が少しずつ見えてきた.というより,我々も“半笑い”になっていた.

 “道”を行くにつれ,風・高所・下が見えること・しかも下が海,といったファクタが絡み合ってどこからくるのかわからない本能的な興奮が湧き上がってくるのだ.

 この時点で,この施設は“アリ”だと思った.たとえ渦が見られなくても,これは“面白い体験だ”.だいたい渦なんて,T島新聞ニュースのイントロで程度のいいものが見られるわけだし,一番渦ができやすい時間ではなくても,適当な感じの渦はできているのだ.

 で,そういった自分の内面の興奮から,ふと我に帰ってみると,気づくのはカップルの多さ.しかも,入場料という制限がかかっているせいか,いわゆる“よさげな”カップルばかりなのだ.普段道をあるいていて,そういったカップルを見かけた場合は,“それ以外”が多いので,ほほえましく思えることが多いのだけれど,これだけ多いとさすがに鼻につく.まあ,どっかいけよなんてことは思わないにしても,僕のような人間が来るところではないなぁ,なんてことを考えてしまう.

 つまり,そこは,風と高所(と,あと名目上は渦と)をテーマとしたアトラクションであると同時にデートスポットでもあったわけだ.

 といった感じで僕の週末は過ぎていった.

 という程度のことを書くのに木曜日までかかっている僕はどうなんだろうか.

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