2006/06/30

そんなに選挙権がほしいなら、帰化すればいい

某県議会議長発言.

 某新聞が記事にしていて,どうも批判的な論調.でも,一般的な日本国民の感想ってこの通りだと思うんですが.

 というか,なぜ憎むべき日本における選挙権が必要なんだろうか.何か昔“税金払っているんだから”というような主張を読んだような気もするけれども,金さえ払っていれば選挙権をもらえる国ってあるんだろうか.それってつまり国を買収可能であるってことと同義なのでは.

 まあ,この国はそういった反動勢力すらある程度自由にさせてもらえる国だということで.
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2006/06/26

やはり

 ギネスはいいと思った.ただし,いわゆる“黒ビール”というもの全般を僕は好きなのだということを,この週末に発見した.まあ,遭遇確率という観点からみれば,ギネスもその他の黒も,同じようなものなんだけれど.

 2日連続で徹夜して,さすがに明けた土曜日は早めに帰って,本を読んでいる途中で寝てしまった.そして昨日は3冊ほど読みつつ,届いたギネスを飲んでいた.雨が降ったから出勤はなし.

 そして,数時間後には出勤.ひどい気分だ.
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2006/06/19

涼宮ハルヒの憂鬱・溜息・退屈・消失・暴走・動揺・陰謀・憤慨

“キャラクタ造形の妙技”

 ライトノベルはあまり読まないのだけれども,全く読まないわけではない.ある程度まとめて読んだのは,はじめがブギーポップシリーズ.……正直あまり印象に残っていない.続いて,「イリヤの空,UFOの夏」.昔書いた感想を読み返してみると,この作品がハッピィエンドかそうでないかということに,延々と字数を費やしている.ただ,当時下した判断は“佳作”であって,今でも時間があれば読み返したい作品である(既に完結してるし).そして,半分の月シリーズを読んだ.これに関しては“あまり印象には残っていないけれども,時間があれば読み返すかもしれない”作品といったところ.ただ,著者には興味を持ったんで,別のシリーズを読むかもしれない.

 その後読んだのが今作である.そして,ものの見事にはまってしまった.既にネット界隈では話題になっていて,それが入り口になったのは否定しない.いろいろが理由があるようなことは聞いている.でも,何らかの経済的事由があったにせよ,本作自体の持つ魅力がこの流れに寄与していることは,少なくとも本読みにとっては自明であると思う.

 読みながら,SFと学園ものの混合比率から,往年の名作「究極超人あーる」を想起した.まあ,比較をし始めても仕方ないのでしない.しかし,よくこれだけ尖ったキャラクタをうまくまとめられるものだ.概念上の宇宙人・条件付きの超能力者・そして未来人である必然性があまりない未来人,……その他諸々.あ,ロボットがいるわけではないのか.と,今書きながら思った.

 はじめの「憂鬱」が傑作なのはもちろんなんだけれども,それ以上にこのシリーズに対する評価を高めたのが4作目の「消失」である.“である”なんて書くのは,既にそういう主張をそこここで目にしているからで,いまさらここに詳細を書くつもりはない.ただ,この「消失」におけるミステリとタイムトラベルものSFという組み合わせ方から,貫井徳郎の「さよならの代わりに」を思い出したことを記録しておきたい.

 今はアニメ版がいささか過熱気味ともとれる人気を集めている(まあ,僕も放送を楽しみにしている一人であり,その品質の良さはすばらしいと思う).ただ,この騒ぎが収まった後,著者はこの大風呂敷をどうたたむのか,それが本当の見所だと思われる.ラノベの終わり方には何種類かあるものの,大部分の傑作といわれるシリーズはグダグダ続くか,尻切れトンボになってしまうらしい(聞きかじり情報.そういう意味でいうと「イリヤ」は幸運な部類ということになるのか).ただ,一般小説(こういうくくりはどうかと思うけど,こっちは書き下ろしに近い形態のものがほとんどだ)の読後に感じる,“このキャラクタが動くのをもう少し見たい”という願望を割と簡単に叶えてくれるのがラノベであって,それが作品にどう影響するのかは作家のタイプに依存するのではないかと思う.

 グダグダ書いたけど,とにかく今後に期待ということで.




涼宮ハルヒの憤慨
谷川 流〔著〕
角川書店 (2006.5)
通常24時間以内に発送します。


(とりあえず最新刊を.以下は参考までに)



半分の月がのぼる空
橋本 紡〔著〕


究極超人あ-る 1
ゆうき まさみ著



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渚にて

“ハーフ・ライフ”

 ネビル・シュートの超有名SF.本当の意味での“人類の時間”の終わりを真っ向から描いた作品というのは,意外と珍しいのではないだろうか.まあ,解説のとおり,ここまでの完成度のものが既にある状況では書きづらいというのが本当のところなんだろうけど.

 読みながら,自分ならどうするだろうということをずっと考えていた.終わりまで数週間となっても,結局この田舎の町にとどまって同じことを続けていそうな気がする.作中の軍人がそうであったように,永遠に読まれることもない報告書なんてのをまとめながら.(そして,それはいつものようにギリギリ間に合わなくなって,不本意な出来のまま最後の時となるんだろう)

 物語の構成としては,オーストラリア人の中に,アメリカ人を組み入れたことが成功していると思う.それが,最終局面で繰り返される,印象深いせりふ「うちに帰る」を引き立てる.解説はそれを“狂気”と書いているけれども,僕はそうは考えなかった.そして物語は整然と唐突に終わりを迎える.あたかも,物語を写しだしていたカメラまでもが沈黙してしまったかのように.

 実のところ,あるところで“泣けるSF”のひとつとして挙げられているのを見て読んでみた.でも,“泣ける”というよりも“静かなSF”だという印象の方が強かったし,それが著者の意図なんではないかと思った.




渚にて
渚にて
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.19
ネビル・シュート著 / 井上 勇訳
東京創元社 (1992)
通常2-3日以内に発送します。

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2006/06/15

恐れていたことが……

近くのコンビニにギネスが置かれなくなってしまった.……通販か.

検索.

通販なら,送料込みでも200円台であるということが明らかになり,発注してしまった.
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2006/06/13

life in the backyard (2)

“煩わしいこと全部捨て去るほど,どこまでも自由じゃないから”
(山崎まさよし/神様も知らない午後)

……いったいどうすりゃいいんだろう.


 別の話.今朝の地震があったとき,少し前からカラスや猫が鳴き始めたとY本さんが言っていた.確かに出勤途中,やけに猫をたくさん見かけたような気がする.そして,さっきから犬が変な声で鳴いている…….何事も無ければ良いけど.
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2006/06/10

2点だけ,

ひどく疲れている.風呂に湯を入れたのに入る気力がない…….

・改正薬事法が成立した件について.
・ドイツって親韓だったと思ったんだけど…….

とりあえずこんなところで.
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2006/06/08

どこが“今夜,すべてのラボで”なんだよ

 なんて思うくらい書評ばかりなんだけど,もう少し“書評ばかり”が続きそうな状況.

 いまさら自己言及するなよという気もするんだけれども,一応ここのタイトルは中島らもの「今夜,すべてのバーで」に依っている.遠く昔に確か柴田恭兵主演でこの作品がドラマ化されていて,その内容はあまり覚えていないものの,タイトルのセンスの良さは頭に残っていた.それで,大学に入ってから読んでみたという次第.アルコール依存という単純に考えるとどうしても暗くなりそうなテーマながら,要所要所を押さえつつ笑いも盛り込んだ傑作エンタテイメントな作品である.

 この著者の作品では,他に「永久も半ばを過ぎて」を読んだ(これもタイトル買い).……ただ,例によって内容は思い出せない.時間があるときに再読したい.




今夜、すべてのバーで
中島 らも〔著〕
講談社 (1994.3)
通常2-3日以内に発送します。

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2006/06/07

噂

“メタな謎解き”

 一言でいえば“化粧品のマーケティングのために用意したおどろおどろしい噂話が一人歩きしていく”という話なんだけれども,まあ,その本筋の方も嫌味なくまとまっていてなかなかよい.逆にいえば,とりたてて斬新なアイデアが詰まっているわけではない.それでも,凄いと感じる,その凄さは帯にあるとおり,ラスト一行に詰まっている.この一行を入れるか否かに関連して著者のなかで生じたであろう葛藤については解説に詳しい.なるほどなと思わされた.

 ネタバレにならないようにその“一行”に言及するなら,“真相は読者にしかわからない”というからくりがその一文に込められているということになる.ぜひ一読されたい.




噂
噂
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6. 7
荻原 浩著
新潮社 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。

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2006/06/06

Not in Employment, Education or Training

・季節が後退していると考えられる件について.
・感情を表出することが他者に与える影響とその功罪について.
・6年かけて行われる薬学教育について.
・“私は東大を出ています”の件について.

……そのうち書きたい.
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2006/06/05

沖で待つ

 芥川賞受賞作である.そのことと,タイトルが気になったので読んでみた.ああ,確かに芥川賞っぽいというのが第一印象.

 とにかく淡々としている.売りであろうところの“仕事を通じて結ばれた男女の信頼と友情”っていうのはわからないではない.でも,それがこの作品の本質ではないのではないかと思った.タイトルもキーになっている“信頼と友情”から結ばれた約束を軸に物語は進む.その約束が形成される過程とその結末が“沖で待つ”ということになる.
 
 タイトルのセンスはいい.“草にすわる”に通じるところがある(多少ネタバレか).ただ,最後まで物語に入り込むことができなかった.それは,僕がまだ学生であることが原因かもしれないし,“仕事のことだったら,そいつのために何だってしてやる.同期ってそんなものじゃないか”なんて気分に僕はとうてい達することができないからかもしれない.

 もうすこし,何かスパイスが欲しいと思った.


沖で待つ
沖で待つ
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6. 5
糸山 秋子著
文芸春秋 (2006.2)
通常24時間以内に発送します。

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2006/06/04

直前のエントリに関して

 全く長文を書くことができなくなっている自分に愕然とした.これは明らかに,研究室の影響だろう.
 ここでは,ある程度意図的に書き飛ばすようにしているけれども,それでもいちいち語尾が気になる.ソースを探そうとする.

 もう一点.キーボードの音がものすごく気になる.メンブレンスイッチ式なのに気になる.好きなメカニカルなものは当分(おそらくは10年単位で)封印ということになりそうだ.

 ……明日,気が向いたらキーボードを探しに行くことにしよう.
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life in the backyard

 いかにしてモチベーションを維持するのかということは,我々のような立場の人間にとって非常に重要なことだと思われる.というのも,周囲にそれを失って(かどうかはわからないけれども),失速する者が多くなってきたからだ.

 僕自身も,なかなか毎日やる気で出勤して,テンションを保ちつつ一日を終えるなどということはできないタイプの人間だと認識している.だから,そういう状況に陥ってしまう人のことは,わかるつもりだ……などと傲慢なことはかけない.たとえどんなに親しい相手でも,他人の内面を理解することなど絶対にできない.仮にわかったように思われても,それが全てだとはとうてい思えない.

 であるのならば,やはり,自分の力でなんとか“こちら”にもどってくるしかない.人が閉じていくとき,無理解な“他人”がすることほど,当人にとって嫌なことはない.

(とはいえ,何かせずにはおれないのが普通の人間ってものなわけで……)
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2006/06/01

最近の“ことば”より

夜明け前が最も暗い.(休刊した雑誌)
もう夏休みまで長い休みはない.(某ポータルサイト)

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