2009/11/03

トロント-モントリオール

 ということで,再度国内線に乗り換えて,モントリオール・トルドー国際空港へと移動.すでに外は暗くなりはじめているんだけれども,緊張感からか,腹は減っていないし,特に眠いということもない.機内では,国際線を含め,この後何回も提供されることになるドリトスのような菓子が出される.あるいは,一応晩飯時にさしかかっていたのでそういう意味をもつものだったのかもしれない.

 空港に到着後,へとへとになりながらタクシー乗り場へ.ものすごい勢いで混んでいる.さらにかなり寒い.日本でいうとちょうど今(11月頭)くらいの寒さ.本来なら小銭を作るために何か購入しておくべきだったんだけれども,A先生とも相談した上で,面倒なんでやめておこうということになった.

 待つこと数分.黒塗りかつフルスモークのトヨタらしきタクシーが目の前に到着.正直大丈夫なのかとも思ったのだけれども,乗り場の係員が“早く乗れよ”とでもいうかのように手を振る.服装から判断するとユダヤ系と思われる運転手に,用意しておいたホテル名の書かれたメモを見せながら“ここへ行きたい”というと,無言でうなずきスーツケースをトランクに放り込んだ.で,ビビリながら乗車.すると,また運転手は“どこまで?”などと聞いてくる.メモはしまってしまったので,怪しい発音でホテル名(なぜか異様に長い名だった)を告げると,微妙に部分的に聞き返された.同じ名前の施設が他にあったらどうするんだとも思いつつ,“そうだ”と答えてようやく出発.十数分の間,車内は無言.後で聞いたらA先生も僕も同じことを考えていた.すなわち“このままどっかに拉致されるんじゃないだろうな”.

 結局,拉致されることも,ぼったくられることもなく,ホテルに到着.ロビーらしき場所はあるんだけれども,どこがチェックインカウンタなのかがわからない.しばらくそのあたりをうろついたあと,コンシェルジュらしき人にどこでチェックインしたらいいのか尋ねてようやくチェックイン出来た.とりあえず,水を入手するためにA先生と出かけることにしたものの,どうやら周囲はビジネス街らしく地上の店舗は軒並み閉店後だった.事前情報によると近くに駅があるとのことだったので,近くにあるであろう売店を探してみるもののそれは発見できず,そればかりかどこかの会社のビルに迷い込んでしまって警備員に“出口はあっちだ(出て行け)”などと言われたりしたこともあって,結局なにも入手することが出来ず,その日は就寝ということになった.

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