2006/08/04

life in the backyard (3)

>いろんな考え方があり,いろんな行動の仕方がある.

 それでいいと思う.ここは自由主義を標榜する法治国家なのだから.

>だけれども,この世の中には正しいことなど存在しない.

 でも,だからこそ真相など存在し得ないし,本当に正しい唯一の王道も人間の関係性という観点からみれば,あるはずがない.どんな主張にだって,何種類もの反論を思いつくことができる.考えることができる.我々は人間なんだから.ただし,その反駁を表面化させるか否か(あるいはさせる“べき”か否か)というリアクションについていえば,個人個人のセンスを反映するものになるように思われる.

 最近の我々は,裏の裏を読んで自分の本質は隠しながら,他者の内面に肉薄しようとする.では,それができることが上等なことなのか.たとえ外面だけでも,できるだけ多くの他者と衝突が無いように装うこと(たとえば森は著作のなかで“エイリアスをかぶせる”と表現している)こそが下品ではない人間関係のあり方なのではないか.

 それとも,そういった考え方は社会に対する甘えであって,それに対して僕が違和感を感じ始めたのは,モラトリアムの終わりが近づいているからというだけなんだろうか.

(と,書いてみて同じことを何回も書いているような気がしてきた.まあ,いいか.ちなみに今日もビールを飲んでいる)

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