マイクロアレイをめぐる冒険もようやく終わりに近づいてきた.いや,そう思った時点が僕という人間の限界ということなのかもしれない.“あきらめたら試合終了だよ”
そのせいなのかどうなのかはわからないけれども,久しぶりに飲んだ酒が非常にうまかった.さらにそのせいなのかどうかはわからないけれども,眠れない.さっきまで横になっていたのに,眠れない.眠りたいはずなのに,眠れない.
ここのところ,コンピュータのディスプレイと向かい合ってばかりいた.やっていたのは,主に文章の組み替えと作図だ.
文章に関して.文章を書くということについて,僕はある程度自信をもっていたし,自分なりのスタイルとでもいうべきものがあるように思っていた.でも,何度かここにも書いたように,“本当にわかりやすい文章を書くこと”はできていなかった.そのことを研究室での仕事の中で学んだ.日本語をしゃべることができる人間は,だいたいそこそこの文章を書けるものだ,という論旨の小論を読む機会があって,なるほど,と思った.僕の書いていた文章というのは,“そこそこの文章”のレベルには達していたとしても,そこまでであって,決してわかりやすい文章ではなかったのだと気づいた.
また,自分が理解した物事を他人に伝えることも非常に難しい.特に文章だけでそれをやってみろといわれると,さらに難しくなる.そのためには,自分を客観視する能力が重要であると思われる.厳密な意味での“客観”などというものはない.それでも,一般的にいわれている“客観視”という能力を限界まで高めることで,ある程度のことはできるようになるだろう.それをできるようにならなければならないと思う.
話は飛ぶ.最近,本当につい最近気にかかりはじめたことだ.
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